あなたの経験や知識を求める人は存在する
毎朝、布団の中でうつらうつらしながら聴いているラジオから、こんなお話が聞こえてきました。
『この前ある女優さんの特番をやったとき、とても面白い逸話があったのですが、ほかの番組で話したことなのでここでは触れなくていいか、と思って話さなかったんです。
だけどリスナーさんからあの話をしてほしかったとその後メールがあって、ああ、自分は何度も話しているからと封印するのではなく、面白いと思っているなら何度でも話していいんだと気づいたんです。』
かれこれアナウンサー歴30年近くのベテランさんでも、新たな気づきがあるんだ・・
そう感じたのです。
自分にとってありきたりな話でも、受け取る人にとってはものすごい有益な情報だったりすることがあります。
私も仕事や経験で得た情報は数多ありますが、どうしてもそういった情報って他人に公開するほどのものじゃないと思ってしまうのです。
だけどこのお話ではありませんが、意外とそんな話を聴きたいと思う人は結構いるものです。
「こんな話、誰も面白いなんて思わないだろう」
「もっと興味深い話の方がいいに決まっている」
そんなふうに決めつけていませんか?
その話が面白いか、面白くないかは、聞き手が判断することです。
発信者が決める事じゃないんです。
だからあなた自身の判断で閉じこめてしまうより、とりあえず投げかけてみてはどうでしょう。
ちょっとした裏話や体験談は、時にその人の人間性を感じ取ることができます。
きれいな上辺な話より、感じたまま、思ったままの荒削りな話の方が楽しかったりするものです。
そんなことを伝えたいな、と思いながら今日も駄文を書くのです。
私が感じた思いに共感してくれる人がいると信じて・・