感情の発散、していますか?
こんにちは。
突然ですが、みなさんは「嫌い」の感情をどうしていますか?
つい前までなら居酒屋で同僚と酒を飲みながら愚痴ったり、女子会でだべったり・・と色々な形で感情を発散されていたかと思います。
ですが人によっては、その感情を「良くない」と蓋をしてしまうのです。
そんな心の優しいあなたに、同じ立場から少しレベルアップできた私の考えをお伝えします。
子どもは素直。だけど大人は・・
子どもと関わる毎日を過ごしていると、よく報告?のような話をしてくれます。
「ねえ、私○○さん嫌い」
「どうして?」
「だって~」
子どもは親や先生、友達など身近な人に自分の思いを伝えて、同意を得ようとします。
それは大人も一緒でしょう。先の居酒屋談義や女子会はその典型ですから(汗)
みなさんも子どもの頃、同じように気軽に「好き・嫌い」をぶっちゃけていたと思います。
しかし不思議です。
大人になるとよほど気心知れた人か、お酒の力借りて、じゃないと言いませんよね?
では、その感情は無くしてしまったんでしょうか?
違いますよね。
単に表面上に出ないだけで、無くしたわけじゃない。
心優しい人に伝えたいのは、まずその感情を認めてほしいということです。
認めてください。嫌いだと感じるその感情を。
それだけでメンタル的にも全然変わります。
感情に蓋をする毎日を繰り返したら
さて、ぶっちゃけ私にも、どうしても好きになれない、嫌いな人がいます。
姿を見るのも、声を聞くのもイラッとして、仕事に集中できないくらいです。
長く「嫌い」の感情は蓋をしていました。
嫌いになることが良くない、嫌いになる自分が悪い。
そう思っていました。
でも駄目なんですよね。蓋をするって。
蓋をすることは、自分で自分を否定しているのと同じです。
自分が自分を否定する。
これが積み重なると、体調が悪くなりますし、運気も下がります。
そしてうまく行かないから自分や他人を恨みます。
結局落ち込むから、どんどん運気も悪くなる、悪循環でした。
「嫌い!」の感情は紙に書き出そう!
そんな私が変わったのは、一つの本の出会いでした。
”疲れたら休めばいい、ということが何故こんなにもヘタクソなんだろう” です。
ここに、「お恨み帳」の紹介があります。
怒りがあったらそこにとにかく感情の赴くまま書きなぐる。
そしてバリバリに破り捨てる。
それだけです。
シュレッダーでもいいです。燃やすというやり方もあります。
これを感情が収まるまで続けます。
するといつしか落ち着きを取り戻し、冷静に見ることができるようになるのです。
ちなみに
私もかつてやってみたのですが、どうも書いて見返すと恥ずかしくなるので
「くそーーー!!あんにゃろーーーー!むかつくんじゃーーーーー!」
とか
「嫌いじゃ嫌いじゃ!あんたのことなんか大嫌いじゃーーー!!」
とか
心の中で叫ぶ方法にしました(笑)
それも平然と。
・・ちょ、ちょっと恐ろしいですよね。
まさか心の中でこんなこと言ってるなんて思ったら。
ご安心ください。私の場合は一人の場合やなにか作業しているときにやってます。
すると不思議なもので、実際嫌いな人が近くに来ても、声が聞こえても心が穏やかでいられるのです。(完全ではありませんが、イライラの度合いがガクンと減ります)
心が穏やかになると、嫌なことが起きても動じなくなります。
恨むこともなくなります。
さらには物事に対して「ありがたいなあ」と感謝すらできるようになるのです。
そう、ハッキリ申し上げます。
運気は上がります。
大人もやってほしい。感情の発散!
「嫌い」の感情に蓋をする行為は、おそらく学校教育での「みんな仲良く」や、日本人特有の「同調圧力」が背景にあるのでは?と思います。
確かに「みんな仲良く」の考えは悪いことではありません。
行き過ぎるのが良くないのです。
自分の感情を無視してでも相手を受け入れようとしないでください。
合わない人とは、合わないのです。
その事実を認めた上で、人と関わればいいのです。
大人だからこそ、子どものように
むかついたことや苛ついたことをノートに書くもよし。
私のように心の中で叫んだっていいんです。
ただし他人に聞かれたり見られたりしないよう証拠は隠滅しておきましょうね(笑)
特にSNS上なんて書いたら残りますから・・
いかがだったでしょうか。
私自身どうしても人を嫌いになる事自体に強い抵抗がありましたので、踏み切るのにかなり苦慮しました。
ですが今ではちょっとでもムカッと来たら感情を爆発させ、感情の赴くままに生きるように切り替えたら、生きやすくなったように感じます。
怒ることへの罪悪感をお持ちの方はぜひ実践してみてくださいね。
ハッピーな1日をお過ごしください!