コロナ疲れから自分を守るには
先日、厚生労働省とLINEが実施している新型コロナ対策のための全国調査の第4回がやってきました。
どれどれ、と見てみると設問が増えていました。
その中で気になったのは、
「毎日のように、ほどんど1日中ずっと憂うつであったり沈んだ気持ちでいる」
「ほとんどのことに興味がなくなっていたり、大抵いつもなら楽しめていたことが楽しめなくなっている」
という、いわゆるメンタル面に関する設問が出たことです。
この設問があるということは、コロナ疲れと呼ばれるメンタルの不調を起こしている人が増えているのではないか、と推測できます。
今回は「ストレス」と、コロナ疲れを解消するためのヒントです。
ストレスは大きく分けて、物理的、科学的、心理社会的の3種類があります。
物理的とは、暑い、寒い、音がうるさいなど温度や光、音といった刺激によるストレスです。
科学的とは、たばこやアルコールなどのにおいや化学物質等による目や喉への違和感といったものです。
心理社会的とは、人間関係や対人関係、仕事などにおける不安や怒り、緊張や経済問題などで、よく言われる「ストレス」はこれを指しています。
おそらく今回のコロナ疲れは、心理社会的ストレスに該当するでしょう。
と、心理学を見てきましたが、加えてスピリチュアルの世界には「心配事を思い浮かべれば浮かべるほど、そのことを引き寄せる」という法則があります。
コロナにかかったらどうしよう・・
自分以外の他人は全員保菌者ではないか?
そもそも自分はすでに罹患しているのではないか・・
人は元々ネガティブな思考ですので、悪い方に考えてしまいます。
私も一時こう思っていました。
買い物をしていても、歩いていても、他人が全員敵のように見えてしまい、ひどいときは息苦しさを感じて、「まさかコロナ?」とまで思うほど。(久しぶりに精神科にお世話になった頃を思い出しました)
そこまで心理というのは、人の心を追いつめるものなのです。
だから考えすぎたり思い詰めたりするのは良くありません。
時には誰かと話すなど、気分転換を図りましょう。
またニュース等の情報から不安を感じるのであれば離れましょう。
不安は一度考え出すと深みにはまります。
だから、どこかで断ち切らなくてはなりません。
未来のことを心配しても状況は変わらないですし、そもそも未来のことは誰にも分かりません。
だから「今」を精一杯頑張ればいいんです。
だけどそれすら出来ない、気力もないのであれば無理に立ち上がる必要もありません。
自分をそんなに奮い立たせないでください。
むしろいい休養日だと考えて、身体も心も休めましょう。
泣きたいのなら泣いていいんです。
何もしてなくても、「何もしてない」をやってるのですから問題ありません。
みなさん誰もが不安を持っています。
それは収入面だったり、環境面だったり様々でしょう。
私もこの先仕事無いし収入無いしどうしよう・・と考えればキリがありません。
見えない不安は自分を見失います。
だから考えない、見ないことにしているんです。
今日一日を楽しく、それなりに過ごす。
それだけでいいんです。
まとめると
・ネガティブな未来より今を見る
・過度に不安を煽る情報から目を背ける
・無気力は自分を守る術。受け入れて
・人と話す時間を持とう
大丈夫、未来はきっと良い答えを持ってくると信じて頑張りましょう。
参考文献