スピリチュアル心理学 spiritual-psychology

心理学や自己啓発本、スピリチュアル実践から気づいたことを書く独り言ブログ

「待つ」ことは何もしていないこと?

これは私自身の大きな課題なのですが、「待つ」ということは本当に難しいとつくづく感じている状況です。

 

「何もしていないじゃないか」
「自分からやること探しなさい」

 

子どもの頃から受動的な私は、いつもよくそう言われて怒られていました。

 

両親は私と違い、忙しく動き回る人でした。そのためか常に動くことが正しい、何もしていないことは悪いことだと、無意識的に思うようになっていました。

 

だから社会人になり仕事をしていて、何もないときは本当に心苦しくて仕方ありませんでした。

 

何かを探すにも、見つからない。

周りは忙しくしているのに私は・・

 

そう思い詰めては、周りの目をものすごく気にしてしまい、この場から早く抜け出したい衝動に駆られるのです。

 

それは今思うと自らストレスを呼び込んでいたのです。

 

 

現在は自粛状態ですし、そもそも仕事の契約は切れていますので自ずと「待ち」状態です。

 

そうなるとまた「何もしていない」自分を責めがちになってしまうのです。

 


「何もしていない」は「何もしていない」をしている

 

常に自分を責めている私に、相方がこう言いました。

 

この言葉にハッとしました。

 

何もしていないのではない。何もしていないをしているんだと思えば、決してサボっている訳じゃない。

 

だから不安に思うこともないじゃないか。

 

このちょっとした見方を変えることで、一気にココロの不安は消えました。


加えてドリアン助川さんもこのように話していました。

 

待つという行動は、行うことと同等。

 

この一言も、大きな影響を与える言葉でした。

待つという姿勢は、行うということと等しく重要。ドリアン助川【ゲーテの名言⑥】 | GOETHE[ゲーテ] |男性月刊誌『GOETHE』発のWebメディア


待っているって、私にとって結構辛いです。

 

結果が見えず、動くこともできないのですから、忍耐力が試されているように感じます。

 

私のように常に動き回ることが正しいと思い込んでいる人間としては、待つこと=何もしていない=悪いことと認識しがちです。

 

しかし動き回ることで逆に状況を悪くさせることもあります。

 

だからこの機会を利用して、すぐには身につかないかもしれませんが「待つ」ことは決して何もしていないことではない、だから自分を責めたりしなくていいんだと言い聞かせてみようと思います。

 

 

天気がいい日もあれば悪い日もあります。

 

だから天気が悪いように結果が出なかったから自分はダメな人間だ、と悲しむ必要もないのです。

 


焦って結果を求めてじたばたするよりも、今日はあえて「何もせず」、その場の流れに任せてみるのもいいのではないでしょうか。