【愛着障害】3.愛着障害は3タイプ
ここでは、愛着障害のタイプについてお話します。
基礎知識として、愛着障害には「不安型」「回避型」「安定型」の3タイプがあります。
そのほかにも合併型として
「恐れ・回避型」
「安定・不安型」
「安定・回避型」
「不安・安定型」
「回避・安定型」
が存在するそうです。
不安型の特徴
不安型は、相手の表情に敏感で「受け入れてもらえるか」「嫌われていないか」という不安を常に抱えているのが特徴です。
- 相手によく思われたいと努力しているのに、実際は期待通りの結果が得られない。
- 期待されるとプレッシャーを感じてしまう。
などの症状があります。
回避型の特徴
一方の回避型は、人に依存しないしされたくない、気持ちを共有する事が少なく、積極的に関わらない傾向が強いです。
- 人と喧嘩するくらいなら自分が身を引けばいい。
- 人の痛みに無頓着で、相手を傷つけていることに気づけない。
- 親しい関係が重荷に感じる。
などです。
ちなみに私は「恐れ・回避型」でした。
恐れ・回避型の特徴
これは簡単に言うと「不安型」「回避型」の合併です。
- 人の反応に敏感で見捨てられる事への不安を持つ。
- 人と関わりたい、仲良くなりたい反面孤独を好む。
- 傷つきたくないから深く関わりたくない。
というもの。
著書によると、合併タイプの中で、このタイプは多いそうです。
とても面倒かつ厄介なタイプとも言えます。
最後の安定型は、自己肯定感を持ち、対人関係のバランスがよい。相手の言葉に傷つくこともなく、相手も自分も信頼できる存在という確固たる信念を持っていることが特徴で、本来あるべき心理状況です。
いかがですか?
みなさんはどれに当てはまりますか?
興味ある方は著書の巻末にタイプ診断があります。是非お試しください。
参考文献