スピリチュアル心理学 spiritual-psychology

心理学や自己啓発本、スピリチュアル実践から気づいたことを書く独り言ブログ

人のことが気になりすぎるときは

今日はとても心が重たかったです。
最初その原因が分からず、起きることもままなりませんでした。
その原因をちょっと考えてみました。

 

まず私の場合、真っ先にSNSの様子を見るのが日課です。
特に今は人と会う機会が減っているので一種の依存症に近い形になりがちです。
そして何も起きていない、反応がもらえていないと分かると絶望感すら感じてしまうのです。


こうした「人のことが気になりすぎる」とき、どうやって回避するか、自分の備忘録もかねて。

 

人のことが気になるときは

 

私の場合、人のことが気になりすぎるとこのような心境になっています。

 

  • 誰も自分を見てくれない
  • 誰かのやりとりがうらやましい。ひどくなると恨めしくなる
  • 孤独感が異常に高まる

 

ではなぜこの心理に陥るのでしょう。私を例えにすると

 

  • 自分に自信がない
  • 完璧主義
  • 他者評価主義
  • 自分が一番でないと気が済まない
  • 結果を残さない自分は人間として成り立っていない(いわゆる働かざるもの食うべからずの精神が強すぎる)

 

そうした心理状態はなぜ起きるのか。そこには愛着不足が挙げられます。

 

人間における「愛着」の重要性

 

大学の教育心理学で学んだ様々な理論の中で「愛着」という分野は、今でも心に残っています。


それは乳幼児期に親からたっぷりの愛情をもらった人は自己肯定感が高く、逆に放置されていたりかまってもらえなかった人は自己肯定感が低くなる傾向にあるというものです。

 

愛着障害という言葉も存在するくらい、これは現代社会における問題です。


自分がなぜここまで人の反応を気にするのか思い返せば、あまり親にかまってもらえなかったことや、長きにわたるいじめに苦しんだことなどがあるでしょう。その結果、ありのままの自分でいいという一番大事な部分が欠落してしまっているのです。


それでも一人の人間として、大人としてそれなりに社会に存在し、仕事でもそれなりに人から評価をもらえている。


なのに他人からの反応が気になるのには、こうした子供の頃十分愛情をもらえていない過去が関わっていると解釈しています。

 

愛情がもらえていないから、認めてもらいたいという行動が起きます。

 

そのため異常なまでに頑張るのですが、世の中はそう簡単には認めてくれません。

 

そしていつしか疲弊してしまい、自分への自信を失うのですからいつまでたっても自己肯定感は育ちません。

これは私が抱える長年の課題でもあります。

 

結局、気づかないうちに他者評価依存になっているんですよね。


他人の評価が気になる、あの人はいつも楽しそうだ、なのに自分は・・とSNSを見て自分の日常と比較していませんか?

 

それは一種の危険信号です。

 

人から離れ、求めるハードルを下げよう

 

このような心理状態にあるときは、まず人と関わる全てのものから離れます。

(心のソーシャルディスタンスですね)

 

反応が見えるTwitterFacebookも断ち切ります。

ちょっと辛いでしょうがスマホを遠くに置いてしまいましょう。

1分見ない、30分見ない、1時間見ない・・

 

他にも自分が「今は嫌だな」と思いつくものも全部やめましょう。

今は心を鬼にして自分主義、自分第一主義に徹します。

 

それができたら、今の自分に求めるハードルが高すぎるのでグッと下げてしまいましょう。


今日の私なら、


自分の心とじっくり対話できて、それを冷静に分析できてすごーい!

 

朝ご飯を一人で作って食べてすごーい!


もっと言えば、生きているだけですごーい!
(自己肯定感を高めるコウペンちゃんは、この考えの典型ですね)

 

そんな当たり前のこと・・とバカにするのではなく、実際できているのですから、ほんの些細なことや小さなことでも認めて褒めるのです。

 

頑張っている自分を褒めて、褒めて、褒めちぎろう!


誰からも認められないと嘆くよりも、自分という唯一無二の存在を大切にし、他人からの評価など求めず、「自分はこんなにやれてるじゃん、できてるじゃん」とめちゃくちゃ甘い評価をしてあげると、心や魂は喜びます。

 

  • 他人の行動が異常に気になる
  • 自分より優れている人に対して苛立つ
  • 何も成果を出せていない自分に対する劣等感が際だつ


今の時期、自粛モードでこんな心情になっているのでしたら、一度自分の行動を見直してみるのもいいでしょう。

 

今までの頑張りが、落ち込んだあなたを励ます

 

余談ですが、行動の振り返りをしていると、かつて仕事でお世話になった方々からのメッセージカードが見つかりました。

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そこには「あなたのおかげで本当に助かった」「ありがとう」「また一緒に仕事しましょう」の言葉がたくさん詰め込まれていました。


必死に頑張ってきたことって、こうしていつか自分が落ち込んだときに一つの励ましとして、また自分を助けてくれるんですよね。


だからまた立ち上がれたときに、誰かのために頑張ればいい。


落ち込んでいるのに頑張れ!と自分を鼓舞させるのではなく、時には過去に立ち戻り、力を充電してもらえばいいんです。


人のことが気になるのは誰しもあることです。

 

だから責めるのはやめましょう。


今の世知辛い世の中だからこそ、存在しうる自分を守るために欲するごくごく普通の行為と思い、自分に正直になりましょう。

 

 

落ち込んだときの立ち直り方については、他にもまだまだありますので、時々まとめてみます。