【愛着障害】4.子どもの頃に負った心の傷が、愛着障害の元凶
さて、愛着障害の原因とは一体なんなのでしょう。
それは一つ。
「子どもの頃に負った心の傷」です。
私自身振り返ると、子ども時代は平穏ではありませんでした。
話すと本当にドン引きされるような内容なので、ここでは著書から引用しつつ簡単にまとめたいと思います。
母はこのマンガのような人です。
とにかく効率主義で、無駄な行動一つすれば常に叱られていました。
また世間体を気にするが故の押し付け、気分屋の性格もあり、それが今思えば、不安型を形成した要因の一つだと解釈しています。
父親は私に野球や将棋を教えてくれたり遊んでくれた印象があり、母親より関係はマシだったと思います。
しかし育児に積極的ではなかったので、今もせいぜい挨拶程度の会話です。
2つ上に兄がいます。
兄とは同じラジオ番組を聴いたりホビーを楽しんだりしたので、私の性格の一部は兄によって作られたかなと思います。
そんな兄とも距離があって今はほとんど話はしません。
ほかにも長年特定の同級生から攻撃を受けていましたので、まさに「恐れ・回避型」の愛着タイプが形成されたのだと思います。
それでも中山さんや浅見さんとの出会いで、闇の部分はかなり軽減され、安定型が増えたものの、今もこんな気持ちが周期的に襲ってくるのは事実。
人を信じたい気持ちと、そうでない気持ちが振り子のように揺れ動くこのジレンマは、本当に苦しいものです・・。
岡田先生は著書の中で、こうした愛着障害を克服するためには、
- 封印している子どもの頃に負った心の傷に面と向かい合い、解決させる
- 行動のすべてを全部肯定してくれる安全基地を持つ
を提言しています。
これはそれぞれまたご紹介していきましょう。
結論としては、
「愛着障害の原因は、子どもの頃に負った心の傷」
まずここに気づくだけでも、克服への一歩は大きく踏み出せています。
本を読んでみて、やるのは今しかないと気づきました。
このままずっと見て見ぬ振りするのではなく、真剣に、真摯に向き合おう。
そう決心しました。
参考文献