【愛着障害】1.人は誰しも障害を持っている
今回、岡田尊司さんの「マンガでわかる愛着障害」を読みました。
2日経ちますが、かなり衝撃的かつ、正直言って「未来が開けた」感覚を覚えています。
それほど大きな影響力をもたらす愛着障害の前に、「障害」という言葉について感じたことを。
私が通信制大学の教育学部で受けた実習の一つに介護等体験があります。
これは都道府県によりますが、特別支援学校や福祉施設に数日間研修生として赴任し、実際の福祉の現状などを体験から学ぶ実習授業です。
(これを受けないと教員免許が取れないのです)
実習を受けるにあたり、いわゆるガイダンスの授業があり、ここで印象に残った言葉が、タイトルにある「人は誰しも障害を持っている」でした。
それまで「障害を持っている」というのは、特別な支援を要する人。たとえば四肢といった外的なものや情緒、精神面といった内的なもの。
つまり「障がい者」という括りがなされている人と思っていました。
先生曰く、障害は人間すべてにある。
その言葉を聞いてから、という事はあの人も?この人も?と思うようになりましたし、同時に人を少し穏やかに眺められるようにもなりました。
元々心理学や自己啓発に関する研究(?)は興味本位で本を漁って読んで実践していましたが、殊に今回は大学という高等教育から学んだ知識ですので確固たる信憑性を受けました。
じゃあ自分は?
そう考えたとき、「明らかに振り回されて生きづらい」というのは感じていましたから、障害を持っていると初めて認知しました。
だけどそれがなんなのか?なにが原因なのか?
漠然と感じつつ生活していた中で、今回の本に出会いました。
愛着障害、それはとても身近で、誰しも持ちうる症状なのです。
この機会に、時々愛着障害についてまとめてみたいと思います。