【愛着障害】6.基本全肯定!ただし自省も忘れずに
愛着障害を克服する。
次は自分の行動や言動に対して「いいよ」と全部肯定する。
岡田先生はそうおっしゃっています。
本来なら自分を全肯定してくれる人をさがすのが一番ですが、私のように不安型だと恐ろしくて言えない(!)ので、またも一人でやってみることにしました。
たとえば
ブログ更新できた!→いいよ♪
余計なもの買いすぎた・・→いいよ♪
料理頑張った!→いいよ♪
今日は何も結果残せなかった・・→いいよ♪
投稿しても反応なかった・・→いいよ♪
このように行動したことに対し、全部「いいよ」とつぶやいてみるのです。
これを私なりに解釈すると、おそらくこれまでは相手の心次第で否定と肯定が決められていたので、安定した愛着が築けていない。
結果、人の顔色や機嫌を伺うようになる、人見知りする、自分に自信が持てないといった問題を抱えている。
それを治すために、恐れの原因である否定を一切せず、全部肯定することで、守られている感覚や自信が付き、安定した愛着が身につく、と考えられるのです。
実際やったところ、言葉にするのが難しいのですが光のオーラみたいなものが、心の奥底から湧き上がってくるのです。
初めて感じた、胸の奥から湧いてくる温かさ。
これも愛着?
そう感じました。
特にこれまでの私は、自分が意を決して行動したのに思った結果が得られなかったときの心理的ダメージが一番大きく、何度も続くことで否定と解釈、回避型へと移行していく傾向でした。
しかし今回同じことが起きたとき「行動したからいいよ」と認めただけで、それまで「やっぱり私なんて・・」と僻んでいた感情が、「次頑張る!」とプラスに転じるなど全然違いました。
誰かに言ってもらえなくても、自分自身で全肯定するだけでかなりな効果を実感できています。
ただし全肯定ばかりではいけません。
行動の振り返り、自省も必要です。
あなたが行った行動に基本問題はありませんが、場合によっては問題が生じていることもあります。
答えが欲しくて嵐のようにメールを送りまくる、とか
自己顕示欲が働いて鬼のように投稿を繰り返す、とか
認められないからわざとキツイ言葉を投げかける、とか
私もそうですが、知らず知らずのうちに悪い行動が出てしまう事って結構あります。
思い通りにならない時は自分の行動に問題があるのかもしれません。
適宜見直し、反省をしてみてくださいね。
さて、生活していると、時に他人から注意されたりすることもあります。
そのとき愛着障害があると「否定された!」「嫌われた・・」と錯覚しがちになります。
でも実際そんなことはないので、素直に意見を受け入れる気持ちが大切になってきます。
ただし否定の場合はこの限りではないですよ。
受け入れることは相手を尊重していることと同じ。
そこで「うるさいなー」とか「うざい」なんて思ってしまうと、せっかくの対人関係がこじれてしまう可能性が出てくると思います。
ちなみにこの方法、実は浅見さんの引き力の法則にも同じ事が提言されているんです。
自分に起こったちょっとしたことを大げさに捉えて悪く勘ぐっていると、うまくいっているものまでダメになる
(あなたは絶対運がいい!より)
おお!なんと!
愛着障害の克服にもスピリチュアルの概念が関連しているみたいです。
起きたことを受け入れるのは直感にもつながるようです。
まとめると
- あなたの実行したことは全部「いいよ♪」と笑顔で認めましょう
- 注意はあなたを尊重しているから。感謝で受け止めましょう
- 否定や嫌味、傷つける言葉はスルーしちゃいましょう
これだけで、愛着障害からかなり立ち直れます。
まだまだ私も実践半ば。完全に克服には至れていませんが、きっと乗り越えられそうと思っています。
だからあなたも変わることができます!
愛着障害を克服すれば、今よりもっと生きやすくなれるのです。
参考文献
マンガでわかる 愛着障害 自分を知り、幸せになるためのレッスン | 岡田尊司/監修, 松本耳子/漫画, 岡田 尊司, 松本 耳子漫画 |本 | 通販 | Amazon