スピリチュアル心理学 spiritual-psychology

心理学や自己啓発本、スピリチュアル実践から気づいたことを書く独り言ブログ

「いいね」の呪縛から逃れるには

SNSをしていて楽しい!と思えるのは、なんといっても「いいね」やリツイートといった、誰かからの反応ではないでしょうか。

 

「あ、いいねがある。嬉しーい♬」

 

そんな気持ちになりますよね。


人には誰かに認められたいという承認欲求があります。

 

心理学の世界で有名なマズローの欲求5段階説の中にも承認欲求は存在します。

 

乳幼児期であれば母親、児童期であれば先生や友達、青年期以降は社会というように、その場面は変化します。

 

しかしこの「いいね」というものは、とても罪深いというか、一種の麻薬だな、と最近思うようになりました。


さて、SNSをしているとこんな気持ちになったことはありませんか?

 

  • 他の人の投稿を見ていて、気が滅入る
  • 他の人のいいねの数がめちゃくちゃ気になっている
  • 自分の投稿に対していいねがないとイライラする

 

こうなっていたら、依存というか完全に呪縛です。

 

人と比較して、なにが楽しいですか?
むしろ、辛くないですか?

 

誰かと比較するその行動は、SNSをしていると無意識的に陥りがちになる、メンタルにおける大変危険な問題行動です。

 

この際スッパリ断ち切って、あなたらしさを取り戻しましょう。

 


ちょっと前まで、私も「いいね」の呪縛に苛まれていました。

いつも乗り越えたと思ったら、忘れたころにまた陥って引きこもる、いわゆる無限ループを繰り返しています。。

 

なのでそろそろなんとかしたい!と思いましたので、自分なりの方法を備忘録としてまとめてみることにしました。

 

まず、「いいね」が欲しいと思えば思うほどもらえないという原理を、徹底的に心に言い聞かせます。


このときが一番辛いですね。だだっ子じゃないですが理想と現実が乖離しているのに心の底にある欲求が爆発しているのですから。

 

苦しすぎて泣きたいなら泣いてください。とにかく認めましょう。


何度も言い続けると心は納得してきます。

 

人の投稿を見たくないのであれば見なくてかまいません。

そもそも見る義理なんていりませんし、自分主体で進むべき時ですので思い切って決別した方が良いでしょう。

 

そして動きたくなったなら少しずつ投稿すればいいのです。

 

ただ完全に傷が癒えてないので自分の思いとかを書くよりも、ちょっとしたニュースを引用リツイートする程度にしましょう。

そうすれば自分の書いた意見=思想を否定される訳ではないので、そこまで心のダメージは受けにくいです。


簡単に言えば捨て投稿ですね。これを数回繰り返してみます。


ここで1つでもいいねがもらえてくると、「ありがたいなぁ」と実感してきて心は立ち直ってきます。(感謝することの大切さにもつながりますね)

 

心が戻ってきたかな?と感じたら、徐々に、徐々にでいいので思いを投稿してみましょう。

 

感じたことを素直な気持ちで書くのがポイントです。


ただし反応は求めず、これも捨て投稿の気持ちで出してみるのです。


すると変に入っていた肩の力が抜けてきて、「まあ見てくれる人がいたらいいかな」という、いい意味での脱力感が出てくるので、それが読み手から見ると「重くない」と感じられるのか、結果いいねがもらえる仕組みになるのです。

 

あとは百発百中を狙わず、数打って当たったらラッキー!と思うのも自分を守る術になります。

 

なお、これはあくまで私の考えですので、人によりけりです。


そんなこと考えてるの?なんて思う人もいらっしゃるかもですが、きっと同じような苦しみを抱えている人もいるかな?と思ったので書いてみました。


とにかく心に言い聞かせるのは「いいねをもらうことを目的としない」こと。


もちろんこのブログもそう思って書いています。

 

私は別にインフルエンサーでもないし、このブログも誰かの気づきや支えになれば、の気持ちでまとめたい。

そんな思いだけです。

 

まとめますと、

 

「いいね」が欲しくて自分を背伸びさせているのであれば、今すぐやめましょう。


誰かと比較することもやめましょう。

 

背伸びさせればさせるほど自分自身を傷つけます。

 

ありのまま、本音のまま、だけど言葉尻についてはちょっと受け手の気持ちに配慮した上で気持ちを綴れば、必ず誰かがあなたのその気持ちに共鳴、共感し、自然と理解者は増えてきます。

 

もし背伸びしすぎて傷ついているなら、無理せずぜこの記事を参考に「居場所」に籠もって充電してくださいね。

一人になれる、逃げ込める「居場所」を持っておこう - スピリチュアル心理学 spiritual-psychology

 

今回の参考文献もぜひ。

https://mirror.asahi.com/article/13331889