スピリチュアル心理学 spiritual-psychology

心理学や自己啓発本、スピリチュアル実践から気づいたことを書く独り言ブログ

直感を生かした行動をするときの注意

直感を生かして生活することは、自分の中にある流れに従うことなのでとても自然な行動です。

 

たとえば今日何を食べよう、とか、AとBどちらがいいだろう、とか何かを決めたり判断したりするとき、自分の心に聞くことがあると思います。

  

そんな直感ですが、最近スピードに執着した直感的行動は誤った結果を生む可能性があると気づきました。

 

 

直感を信じてすぐ行動しても、いい結果にならないことがある

 

実は私自身、この直感に基づいた行動を長く続けてきていますが、成功と失敗が半々、いや失敗の方が多いような気がしていました。

 

「あれ?意外と直感ってうまくいっていないような・・」

 

そんな疑問を持っていたら、浅見帆帆子さんの「あなたも宇宙とつながっている」にこんな記述を見つけました。

 

直感というと、その場でパッとひらめいて素早く判断する、というイメージを抱く人もいるようですが、その場で即決する必要はありません。 

 

この文章を読んで目の前がパッと開けました。

 

さらに続けると

 

とくに、自分の本音の感覚に自信のもてないうちは、その感覚を持ったまま、しばらく時間をおいてみることです。

 

これも非常に納得のいくものでした。

 

私自身これまでの行動を振り返ると、たしかにそんな直感は感じていました。

 

例えば私の場合、ブログやTwitterに投稿するとき、いざ公開しよう、ツイートしようとクリックしようとするとなぜかモヤモヤしたり背中が寒くなるような妙な不安を感じたりしていました。

 

それでも私はそれを直感とは思わず、今は出す時だと思い込み、その感情に従うことなく公開していました。

 

するとやはり結果もあまり良くなかったですし、場合によっては批判を浴びることもあったため、「もしかしてこれは直感ではなかったのか」と考えるようになりました。

 

こうした経験を振り返りながら、浅見さんの考え方を応用すると

 

なにか行動を起こすときは、勢いに任せず自分の感じる感情を優先したほうがいいのではないか

 

と思えるようになったのです。

 

SNSに投稿する時に生じる「2つのパターン」

 

今回の文献を読んでみて、私はSNSに投稿する際2つのパターンがあると考えてみました。

 

1つは実況といったスピードが伴うもの

もう1つはブログなどスピードが伴わないもの

 

つまり、

 

スピード勝負なのか、そうでないのかによって書き方や表現方法を使い分ける必要がある

 

と思うのです。

 

スピードを伴う実況では、タイムラインの流れが速いのであまり考え込まず本音のままに発信した方がいいと思います。

 

具体的にはキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!、とか、この曲最高!とか感情や感想を書いたりすることが挙げられるでしょう。

 

こうした状況下では感じるまま、赴くままの発言をしても、よほどひどい内容でなければ問題はないと思いますし、そもそもそのタイムラインに関わっている人たちの波動や流れに乗っていますので、とてもいい状況にあると考えられるからです。

 

その一方でスピードの伴わないブログや通常の投稿は、早さや勢いがないため、読む人の波動もまちまちです。

 

その中で思ったまま、本音のままに書いてしまうと、読んでいる人が違和感や嫌悪感を感じたりする可能性があります。

その結果批判を買ってしまいトラブルが起こりやすくなるのだと思ったのです。

 

失敗を最小限に留めるための直感的行動とは

 

直感を生かすのはどちらにおいても間違いではありません。

 

しかし後者の場合は直感即行動するよりも、いったん時間を置く行動がとても重要だと思います。

 

書いた内容を読み直したりこの内容を公開しても大丈夫だろうかと自分に問いかける。

そのときモヤモヤしたり不安を感じるのであれば、そのタイミングではないと判断し、ウキウキワクワクするような感情があれば公開する。

 

こうした直感を意識した行動によって、失敗は少なくなるように感じます。

 

また場合によっては、時間を置くことによってシンクロニシティが起き、選択肢の方向に物事が動こうとする傾向もあります。シンクロニシティを感じたのであればそれも生かせばいいのです。

 

情報の取り扱いについては、どうしても即時性が重要と考えがちになります。

それが時事ネタであればなおさらでしょう。

 

しかしスピードを重視するあまり正しい判断がなされなかったり、感情の赴くままに公開したりしてしまうと、見る人にとっては気分を害してしまうことも考えられます。 

 

一度発信してしまったら取り返せないという大前提も踏まえつつ、正しく直感を生かして有意義な情報発信をしていきたいものですね。