【愛着障害】9.愛着障害の克服は依存症の克服にも役立つ?
岡田先生の著書を参考に実践をしていると、私自身ちょっと変化が現れてきています。
それをちょっと報告します。
私はこれまで何かあるたびに、「即SNSに投稿!」と動いていましたが、そういう気持ちが減ってきたように感じます。
というか、投稿どころか見る気持ち自体が消えつつあります。
これまでの行動を振り返ると
伝えたい!と思うとすぐSNSに投稿。そのとき、反応があればラッキー!、ない状態が続くとイライラしていました。
冷静になればかなりの依存心があったと思います。
しかし実践を始めてから、投稿しよう!と思っても、まあ別にいいかな、と思うようになり、あまりSNSに上げたいと思わなくなり、最低限に留めるようになりました。
さらにこれまでは数分ごとにSNSを見るような、一種の依存症に近い状態だったのもなくなりつつあります。
さらに食べるものにも変化がありました。
ポテトチップスやお菓子を求めなくなったり、常に何かつまみ続けるような行動も減っているように感じます。
おそらく、自慢も否定も全て肯定することで、自分でも気づかない潜在的な部分が感じていたストレスが軽減されていたり、自分に対する揺るがない信頼によって、SNSや対人関係における心の揺らぎが減ってきていることなどが考えられます。
自信は仕事を中心にそれなりにありましたが、他者からもらう評価のため、どうしても時間が経つと消えてしまったり、ちょっとしたことで一気に崩れてしまうため、安定しない感じでした。
それが全肯定という、たった一つの行動で内側から自信が溢れてくるのですから、本当に不思議で仕方ありません。
愛着障害の概念は、愛着が不安定だと情緒不安定や無関心といった人格面に対する問題が起こり、一方で愛着の絆が確立されていると情緒が安定し探求心が芽生えると言われています。
確かにその部分は強く実感しています。
しかし愛着障害は人格面だけでなく、過食やSNS、買い物依存といった依存症も起こすのですから、いかに愛着を満たすことが人間にとって重要なのかを学びました。
岡田先生もおっしゃっていますが、愛着障害が依存症を引き起こすのは事実で、この部分については正直無自覚に近かったです。
満たされないから満たされるものにすがりつく。
それは人だったり、物だったり、行動だったり・・
そういった依存から脱却できず苦しんでいるのでしたら、根底に愛着障害が潜んでいるかもしれません。