スピリチュアル心理学 spiritual-psychology

心理学や自己啓発本、スピリチュアル実践から気づいたことを書く独り言ブログ

人間らしさを出せば、もっと輝ける

みなさんはどんな理想の人物像をお持ちでしょう。

 

仕事を完璧にこなして、周りの人たちと笑顔で過ごせて、叱るときはビシっと叱れる。キリッとしていてカッコイイ・・(これは私の理想)


理想の形は人それぞれにあるでしょう。

 

それだけにどうしてもかっこわるいところや失敗を見せたくないものです。

 

だけど本当にそれでいいんでしょうか。

 

失敗や苦しみ、悲しみを見せないでいることが本当に正しいんでしょうか。

 

そんなことをプリキュアを通じて思いました。


たとえば、人に厳しく接するがために、自分一人ですべてを抱え込んでしまう。


たとえば、一つのことに集中する力はすごい反面、周りが見えなくなる。

 

これは実際プリキュアに存在するキャラたちです。


どんな人にも欠点があります。

 

それを乗り越えるために、人はがんばります。

 

しかし時には自己嫌悪に陥って、落ち込んでしまうこともあるでしょう。

 

そんな姿を人は大人になればなるほど見せず、無かったかのように気丈に振る舞います。

 

確かに感情を露わにするのは、大人としてどうかなと思うこともあります。

 

しかし悲しみや苦しみ、弱さを誰にも見せず完璧に振る舞うのは、逆に人間らしさが感じられなくて近寄りがたくなってしまうものです。

 

私も実際そういう部分があり、それが深く人と関われない原因だろうな、とは薄々感じています。


たとえアニメであれ、ドラマであれ、キャラクターに感情移入できるのはそんな人間らしさがあるからではないでしょうか。

 

完璧な人やキャラクターは確かに素晴らしいです。

 

だけどそれだと自分の姿と重ならないし、なんだか遠い存在に思えてしまうからココロの底から惹かれないんです。

 

だから不安かもしれないけど、ダメな部分をさらけ出すことって本当は大事なんじゃないかなと思うのです。


どうしても人はいいところを見せようとします。

 

弱い部分は誰だって見せたくありません。

 

ですがそんな弱い部分があるから支えたくなるし、逆にそういう部分が見えるとなんだか人間として興味関心が高まるように思えるのです。


今回のお話は私に向けた部分もありますが、私が私を好きになるために、あなたがあなたらしく輝くために、あえて弱さを表に出していきたいものです。


「人として輝くために、もっと弱い部分を出してみよう」