なりたい自分になれていますか?
私はプリキュアが大好きで、特にハートキャッチプリキュア(ハトプリ)がお気に入りです。
いつかこの作品から学んだことを書いてみたいと思っていたのですが、ちょうどいいタイミングですてきな記事を見つけたので、それと一緒に一つハトプリのことを書いてみたいと思います。
ハトプリは4人の女の子がプリキュアになって、人々の心の中にある「ココロの花」を守りながら砂漠の使徒と戦うお話です。
その中の一人に男の子の格好をした女の子「いつき」がいます。
彼女のキャラ設定は由緒正しい家の者として武道に邁進し、学校では生徒会長として全校生徒の憧れの的というもの。
主人公のつぼみですら惚れてしまうほどです(私も彼女はカッコイイと思っています)。
そんないつきには人に隠していることがあります。
それは可愛いものに囲まれたいという女の子らしい一面。
彼女のお兄さんは体が弱く跡取りになれないため、彼女は跡継ぎとして男の子として振る舞い、長くそんな一面を家族にすら隠していました。
しかしつぼみたちと関わる中で、自分の秘めた思いが大きくなっていくのです。
厳格な祖父がどう思うか、という不安もありましたが、最終的に彼女は武道をする私も私、可愛いものが大好きな私も私という「自分らしさ」を手に入れました。
さて、今回見つけた記事を書かれた方はまさにリアルいつきだなあと読んでいて思いました。
私だって、かわいいケーキを選びたい。なりたい自分になるために | かがみよかがみ
結局いつきもそうですが、周囲によってその人の人格が作られてしまうのって辛いと思います。
食べたかったケーキではない方を選び、周りの反応が良くても、本心ではない行動は、とても心苦しかったのではないかと思います。
私はこうありたい。だけどそうすれば他人からの評価が変わってしまう。
自分に対する見方が変わることで失望されてしまう恐怖。
それがこの世界の「生きづらさ」を生んでいるように思えるのです。
周りが無意識的に起こす評価で偽りの人格が作られ、それを保つことが自分のあるべき姿と思っているならば、それは違うと思います。
他人の思惑や評価という殻を破り、自分らしく歩んでいく。
好きな物を、好きだとハッキリ言える強さこそ、これから輝ける人ではないか。
私はそう思うのです。
あなたは「なりたい自分」になれていますか?